michael-angeの日記

鬱の闘病経験と得たもの、心の形について、気が向いたときに書きます。

なにがしんどいって、とにかく自分が情けないと感じること

鬱の症状は人それぞれだろうが、ほとんどの人が酷い倦怠感を抱えているだろう。

猛烈な運動をしたわけではない。
激務な仕事をこなしたわけでもない。
意味もなくダルくて動けないのだ。

寝床に引っ張られているのでは?と思うほど起き上がれない。
首を持ち上げるのも一苦労。
やっと座っても、体重が5倍にも10倍にも感じ、立ち上がれない。

目の前に幼い我が子達がいるのに、動けない....
やっとの思いでご飯をあげてオムツを換えて。遊んであげたいのにソファーに倒れこむ。
娘にはNHK教育テレビ

こんなはずじゃない。
もっとたくさんしてあげたいのに、一緒の時間を過ごしたいのに....体と頭が動かない。

心底情けなくなり自分を責める。
負のスパイラルだ。

幸いなことに、旦那さんはなんでも家事をこなす人である。仕事から帰ると、夕飯を作り子供たちに食べさせお風呂も入れてくれ。後片付けまでしてくれる。
ありがたかった。
しかし、「お風呂に入るのも辛い、がんばって入るから髪や体を洗ってほしい。」とは、1度も言うことが出来なかった。
申し訳なくて情けなくて、言うことが出来なかった。

がんばって立ち上がり、がんばって服を脱ぎ風呂場へ。
がんばって髪を洗い休憩。がんばって湯船から出てがんばって体を洗う。
消耗して水圧が苦しくなるので、湯船に浸からずがんばって体を拭き、脱衣場でパジャマを着る。

スキンケア?歯磨き?
知らね。

情けなくて落ち込むことが増えると自己否定へ向かうのである......