michael-angeの日記

鬱の闘病経験と得たもの、心の形について、気が向いたときに書きます。

重度鬱の人に責任能力はない①

鬱や、その他の脳機能障害を抱えた人たちの脳は血流が低下している。
加えて不眠がある人は、脳みその疲労が無くなることはない。

私は発病してから数ヵ月で、新車を三回ぶつけた。
それまで免許取ってからぶつけたことは1度たりとも無かった。
1度は、自分の不注意で事故になりそうになった(全て心療内科の通院で起きた)

集中力の低下である。

左右の確認をしたつもりでいても、ちゃんと見れていない。
ブレーキ踏んで止まったはずなのに、緩んで動き出してる。
ハンドルを戻すのがコンマ何秒か遅れるなどなど。

言いたいことを言葉にする力や人やTVの言葉を理解するのも大変になる。
相手が発した言葉を理解する間もなく、話は進んでしまうのだ。

考える力が落ちているのだ。物事の正否を判断する力も極端に落ちる。
そもそも、思考の低下と共に、何かしらの症状も併発しているものだ。

不安感、倦怠感、体の痛み、むくみ痺れなどなど。

考えること、日々を過ごすことが苦痛なのである。何かを判断しなくてはいけないときに、普通の人の何倍ものエネルギーを使うのに、適正な判断にたどり着くのは至難の技です。