michael-angeの日記

鬱の闘病経験と得たもの、心の形について、気が向いたときに書きます。

産後3ヶ月で鬱発症

気づいたら鬱になってた。
という方もいるようですが、私は発症した瞬間というものがありました。

2010年頃。ある日、2歳の娘と生後3ヶ月の息子が寝付いてすぐ、突然涙が溢れて止まらなくなったのです。

何か怖いことや嫌な事があったわけでもない。不安なことや悲しいことを考えていたわけでもない。
突然のわけの解らない涙に、ただ戸惑いしかなく。

それは翌日も、そのまた翌日も。

わけの解らない涙は、私の心を乱した。
(立っているだけなのに、勝手に体が歩き出したら怖いと思う。そんな感覚)
コントロールできない、原因不明の涙。
直ぐに、私は普通じゃない何か起きている。早く対処しないと。心療内科に行きたい‼と強く思った。

私の思いは、リアルタイムで旦那さんに話していた。
驚いたのが旦那さんに「少し様子をみてみよう。」と言われたこと。
なぜ?私はわけの解らない症状に苦しんでいるのに....
後に聞いたのは、私の気持ちよりも「身内が心療内科に行くことに抵抗があった」と。
......愛がないですね。

原因は思春期からの精神的ストレスもあったと思うけれど、息子がお腹にいたとき半年間の寝たきり安静妊婦生活(毎日の子宮の激痛、早産の恐怖、窓のない狭い相部屋で入院などなど)と丸4日かかった難産、旦那さんの実家での産後2ヶ月の同居の、肉体的精神的ダメージが大きかったように感じます。

このときから、過酷な闘病という名の修行が始まったのでした。